
今度、留学することが決まっているんだ。でもホームステイと学生寮、どっちにしようか迷っていて・・・。
それぞれのメリットとデメリットについて教えてほしいな。

わたしはオーストラリアに来た時「ホームステイ」を選択したよ。
すごくいいホストファミリーに恵まれてとてもいい経験をしたけど、学生寮にもメリットはあるよね。
この記事はこんな人におすすめ!
- 留学やワーキングホリデーに挑戦しようと思っている人
- ホームステイと学生寮で悩んでいる人
- ホームステイと学生寮のメリット・デメリットを知りたい人
【徹底比較!】ホームステイと学生寮

海外留学に行くとき、「ホームステイを選択するべきか、学生寮を選択すべきか」とても迷いますよね。
どちらにもメリット・デメリットがあります。
ホームステイのメリット・デメリット
それではさっそくホームステイのメリットとデメリットをご紹介します。
ホームステイのメリット
- ”現地の人の暮らし”が実際に体験できる。(食事や日々の過ごし方など)
- 学生寮と比べると料金が比較的安い。
- 仕事の探し方や銀行口座の開設方法など、現地の情報を教えてもらえる。
ホームステイのデメリット
- 理想通りのホストファミリーに当たるとは限らない。
- 門限や生活のルールがあり、ホストファミリーによって異なる。
- 郊外にある場合も多く、学校に通うのに時間と交通費がかかる。
ホストファミリーの当たりはずれは本当に「運」だと思います。
わたしはとても素敵なホストファミリーに恵まれて毎日とても楽しかったですが、語学学校の中には
「毎日食事はセブンイレブンのマフィンだけなんだよね・・・。」
と言っていた学生もいました。
(その子は後日学校に申し出て、ステイ先を変更してもらったようです。)
もしあまりにも酷い扱いを受けたときには、学校側(もしくはエージェント)に申し出ることが大切です!我慢する必要はありません。
学生寮のメリット・デメリット
こちらは学生寮のメリットとデメリットです。
学生寮のメリット
- 寮内でみんなで食事をしたり、お酒を飲んだり交流が出来る。
- 学校に近いことが多く、移動が楽。
- 門限等はあるが、ホームステイと比較すると生活の自由度が高い。
学生寮のデメリット
- ホストファミリーのように、現地の人の生活を味わうことはできない。
- 食事の準備や備品の買い物などは自分でしなければならない。
- 大勢の学生が居るので、夜中にうるさい・キッチンなどの共有スペースが汚いなどのトラブルも多い
学生寮に滞在していた友達は、あっという間に友達がたくさん増えてパーティーや外食にみんなで出かけているという印象がありました。
「自分の生活リズムで生活したい!」という人には、ホームステイより学生寮のほうが向いているかもしれません。
私がホームステイを選んだ理由

わたしは留学エージェントを通して語学学校と滞在先を申し込みました。
「ホームステイと学生寮、どちらにしますか?」
と言われましたがよく分からず迷ってしまい。
いろいろ考えた結果、以下の理由でホームステイを選択しました。
わたしがホームステイを選んだ理由
- 「オーストラリアの人は実際どんな暮らしをしているんだろう?」と思ったから。
- 学生の友達は語学学校でもできるし、せっかくなら現地の人と触れ合ってみたいと思ったから。
- 全く知らない家族の一員として過ごす機会は、めったにないと思ったから。
「せっかくの機会だし、挑戦してみよう!」と思ったのに加え、食事込みというのも魅力的でした。(英語の勉強に集中できる!と思ったので)
【体験談】ホームステイを選んでよかった!

語学学校に通っていた2か月間、わたしはホストファミリー宅にお世話になっていました。
結果として、ホームステイが終わった2ヶ月後「ホームステイを選んでよかった!」と思いました。
わたしのホストファミリーはこんな人!
家族構成:ホストマザー(50代後半)とその姪っ子(20代後半)
バックグラウンド:フィリピン
ホストファミリー歴:5年
家:シティからバスで40分の2階建て一軒家
それでは、わたしがなぜ「ホームステイを経験してよかった」と思ったのか詳しく説明します。
「生活に必要なこと」を教えてもらえた
シドニー空港に到着した私。語学学校のオプションで追加していた空港送迎を利用して、ホストファミリー宅に到着。
次の日から学校に行かなければなりませんが、何を準備しなければならないのか全く分かりません。
しかし私のホストファミリーは留学生を5年受け入れており経験豊富!
私のように全く英語が分からない人にもすごく良くしてくれました。
ホストファミリーが初日に教えてくれたこと
- あしたは家の前のバス停から○○番のバスに乗って、ここのバス停で降りて学校に行くんだよ。
- ワーホリとして今後働くのであれば、納税者番号の取得が必須だから一緒にオンラインで申請しよう。
- あした学校が終わったら、○○に行って携帯を契約してくるんだよ。
- 銀行口座は○○銀行で開けるのがおすすめだよ。
など、とにかくオーストラリアで生活するのに必要な情報を教えてもらうことが出来ました。
銀行口座やおすすめの携帯ショップなども現地の人だからこそ知っている情報を教えてもらえたのもホームステイならではだったと思います。
現地の人たちと繋がるきっかけになった
ホストマザーの姪は20代後半のシェフで友達を家に招くことも多く、ホームパーティーが開催されることも多々ありました。
語学学校と自宅を行き来する生活だと、現地の人と出会うきっかけが中々無かったのですがホストファミリーの友達と知り合うことで現地の人とつながりが出来ました。
そしてホストファミリーの友達だと、安心して関われるというのも良かったです。
たくさんの人と関わる=英語の良い勉強にもなる ということで、ここはホームステイだったからこそ経験できたことだったと思います。
ホームステイ終了後も「帰れる場所」ができた
2か月間、一緒に過ごしてとても良い関係を築けました。
(一緒に日本へ旅行に行ったりもして、いまでも2~3ヶ月に1回は会いに行っています。)
わたしは最初1年くらいワーキングホリデーを満喫したら日本に帰る予定でしたが、オーストラリアに永住することとなりました。
家族は日本に居るので頼れる人といえば、パートナーとその家族だけですがホストマザーは今でも”あなたは私たちの家族だから、いつでも帰っておいで。”と言ってくれます。
親族や昔からの友人がいない地に住むときに、自分のことを「家族」と呼んでくれる人がいるのはすごくうれしいことです。
みなさんの滞在先決定の参考になれば幸いです。