
オーストラリアは電子マネーの利用も普及していて、すごく生活が便利になってきているよね。
ただ、免許証を身分証明書として持ち歩かなきゃいけないからどうしてもお財布が必要になってしまうんだよなぁ。
どうにかならない?

2019年からオーストラリアのNSW州では
無料でデジタル免許証をダウンロード出来るようになったよ!
この記事ではダウンロードのメリットと手順についてご紹介します。
この記事はこんな人におすすめ!
- 外出時の持ち物をなるべく減らしたい人
- 忘れ物や失くしモノをしがちな人
- RSAや船舶免許など、複数の免許証を保持している人
【無料で取得!】オーストラリア”NSWデジタル免許証”とは?
NSWデジタル免許証とは、NSWの免許証保持者向けに開発された
Service NSWのアプリより無料で取得できるデジタル版の免許証です。
2019年、すべての運転免許保有者はデジタル運転免許証を追加費用なしでダウンロードすることができるようになり、ニューサウスウェールズ州全体での使用が合法になりました。
つまり、アプリをダウンロードしてスマートフォンで運転免許証を持ち歩けるようになったのです!!

「NSWデジタル免許証」はこんなところで使える!
- 認可を受けているパブ、ナイトクラブ、バー、レストラン
- ホテル
- スーパーマーケット
- ガソリンスタンド
- たばこ販売所
バーやクラブでの身分証明書提示はもちろん、運転中に警察に免許証の提示を求められた際に使用することもできます。
そして、こちらデジタル免許証はサービスNSWのアプリにログインをしている限りオフラインでも使用することが出来ますので電波の届かない場所でも安心です。
NSWデジタル免許証のダウンロード手順
それではさっそくダウンロードをしていきましょう。
手順①アプリのダウンロード
まずは、アプリをダウンロードします。
上記よりダウンロードもしくはApp Storeで「Service NSW」と検索してみてください。

手順②ログインもしくはサインアップ
アプリをダウンロードしたら、ログインが必要です。

いままでMy Service NSWを使用したことが無い人は「Sign up」より登録を行ってください。

登録済みの人はメールアドレスとパスワードを入れて、ログインします。
手順③運転免許証が表示されるか確認する
あとは赤い枠の部分をタップして、運転免許証が表示されるか確認してください。

また、この赤枠部分を左にスワイプすると運転免許証意外の免許証も追加することが出来ます。
アプリに追加可能な免許証とは?
- 運転免許証
- 船舶免許証
- フィッシング免許証
- RSA(酒類販売資格)およびRCG(ギャンブル取扱資格)
- WWCC(子供に関係する仕事をしている人が必要な資格)
「NSWデジタル免許証」を使用するメリットと注意事項
すごく便利な「NSWデジタル免許証」。
わたしもプラスチックの運転免許証を持ち歩くことが無くなり、携帯ひとつあれば出かけられるようになりました。
しかしメリットだけではなく、もちろん利用の際に注意が必要な点もあります。
NSWデジタル免許証を利用するメリット
デジタル免許証はすごく便利ですので、ダウンロードして損は無いと思います。
「NSWデジタル免許証」を利用するメリット
- 利用するのにコストがかからない。
- 複数の免許証を一か所にまとめることができる。
- 財布を持たなくても身分証明書を携帯することが出来る。
最近だと公共交通機関も、Opalカードの代わりにApple Payに登録したデビットカードで支払うことが出来ますし携帯ひとつあれば日常生活において財布は必要ないと思います。
NSWデジタル免許証を利用する際の注意事項
便利な点が多いNSWデジタル免許証ですが、使う際には気を付けるべき点もいくつかあります。
スマートフォンの画面の割れと充電
スマートフォンの画面が割れている人は、注意が必要です。
身分証明書の提示を求められた際に画面の割れが原因で、デジタル免許証が認められない場合があるそうです。
また、スマートフォンの充電が切れてしまうと免許証の提示ができず「免許証不携帯」とみなされる場合があるので気をつけてください。
デジタル免許証の認知度はまだ高くない
2019年に使用が開始されたデジタル免許証の認知度はまだ高くありません。
NSW州政府も、
「世の中のデジタル免許証に対する認知度が高くなるまで、バックアップとしてプラスチックの免許証も携帯することを推薦します。」
としています。
絶対に身分証明書が必要だ、と事前に分かっている場合はプラスチックの免許証も併せて持ち歩くのが賢明かもしれません。